のほほんと まったりと 徒然と

どうでも良い日常をダラダラと語らせて

自殺をする前に

今や世界に引けを取らない自殺大国日本。ネットで“自殺したい”と調べるだけで一番上に「こころの健康相談統一ダイヤル」の電話番号が載ってしまうほど。自殺対策にはなる(?)のかもしれないが、改めてこれを考えてみると恐ろしいことではないだろうか。

 

私自身生まれてまだ21年だが物心ついた中学生辺りからもう死にたい願望があったのは覚えている。あの頃は周りの人達からイジメを受けており家族には迷惑をかけてはならないと思いながらなんだかんだ言えず親には「今日も楽しかった」と偽りの笑顔を作りながら3年間を過ごしていた思い出がある。高校時代は少し環境も変わりオタクな友人や今でも共にトレーニングし汗を流す親友に恵まれ中学時代のイジメというのは無かった(と思いたい。)

 

大学受験時親の勧めで就職に困らない医療系を受けてみろと言われ特に夢が無かった私は受けて無事(?)合格。正直今となっては本当にやりたい事が見つかってしまい奨学金やら親の謎の期待感で後悔しか無い。過去の自分に戻れるのであれば高卒で今のバイト先に就職したかった。

 

私はこれまで幾度か自殺をしようと決意してきたが過去のは正直言って死にたい死にたいと言って周りから構って欲しかっただけなんだと思う。しかし最近になり卒論や就活、親からのプレッシャーによって動悸や食欲不振、嘔吐、希死念慮が今まで以上に増えた。これはまずいと思い近くの心療内科に受診をしてみたのだが、結果として行ったことで死にたいと思うことは相変わらず変わらなかった。しかし誰かと場を設けて話すということの大切さを改めて感じることができた。

 

死にたいと思っている人はまず周りの誰かと話してみて欲しい。とにかく今の自分の状況や辛さを話してみて欲しい。もし周りに誰も話せるような人がいないならクリニックなどの医療機関を利用してみて欲しい。

 

私に見ず知らずの人の死を止める理由は無いけれど死のうと思う前にまず一歩踏み止まってみて欲しい。もしかしたら明日が変わるかもしれないから。